ロケット・ミサイル部
ロケット射場の選び方 Credits: NASA ロケット射場が2019年に新たに建設開始したようですね。2020年には建設が終わるそうです。 ロケット射場って、簡単に言うと、ロケットの発射地点です。 ロケットなので宇宙に飛ばす地点、すなわち、宇宙に早く行ける場所…
振動試験ジグ設計のポイント Credits: NASA 人工衛星に限らず環境試験のひとつである振動試験は通常の製品でも試験が行われる。 大抵の場合は輸送振動試験などの包装時や梱包時の試験が多いようです。 振動試験のジグ設計のポイントですが、そもそも振動試験…
人工衛星の話があまりなかったんだけど。 構造解析用のソフトウェアについて Credits: NASA いくつか解析ソフトを使用してきましたが、最近は、3DCADソフトの追加オプションでもシミュレーションができるような有償ソフトも増えてきました。 プロフェッショ…
構造シミュレーションは、手計算ではだめなのか 流体解析 Credits: NASA 人工衛星では、様々な計算、解析、シミュレーションを行います。 その一つが構造計算です。 構造計算というと、古典的な2次モーメントで計算することもありますが、最近はソフトウェア…
宇宙活動2法における落下の考え方 Credits: NASA 人工衛星が大気圏突入するときに考える事項はなんだろうか、落下した時に人に当たらないかどうかということを考えます。 人工衛星においては、再突入と地球への制御突入が該当します。 ロケットにおいては、…
デブリが、ゴミが、というのは聞き飽きているし 人工衛星で、最近よく言われることはスペースデブリです。 デブリは宇宙空間に浮かぶ金属の塊です。 正確には金属の塊というより人工物の塊です。 軌道上にいって、コインを軌道上に投げれば、それはもうデブ…
人工衛星を開発することが目的ではない Credits: NASA 目的が手段になっているってよく聞く言葉じゃないですか。 人工衛星を作りたいから作った。 単純に作りたいから作っただけですと、作ることに専念してしまい、作った後どうするのか、目的を見失ってしま…
システム的な安全とは 宇宙開発はミサイル開発と切っても切り離せない関係にあります。 初期の宇宙開発ではミサイルあるいはロケット失敗に伴う事故から、安全設計という考え方が生まれたらしいです。 安全設計をシステム設計に取り入れたものをシステム安全…
ノイズは、自分の人工衛星とロケットのため 宇宙機においてノイズはどういう存在なのでしょうか。 ジャミングという言葉を聞いたことがあるかと思います。 人工衛星も類にはもれず、ノイズはジャミングとなり主に通信関係で邪魔になります。 ノイズとは雑音…
トレースするために必要な情報であるロット番号 過去からの人たちはどうやって気づいたのか、電子部品の性質はロット(Lot)によるところが少なからずあるらしい。
フライト品とノンフライト品 宇宙業界では軌道上まで送り届ける対象をフライト品、軌道上までいかない対象をノンフライト品といいます。人によってはフライトアイテム、ノンフライトアイテムとも言います。
宇宙と呼ばれる領域は微重力であって無重力ではない ロケットから放出された人工衛星はどうなるのでしょうか。 宇宙を探査する人工衛星は推進力により地球の重力外へ脱出する。地球でいうところの第2宇宙速度を超えることで脱出可能となります。 太陽系を脱…
衝撃試験は打上げ中の振動の試験ではない 提供:NASA 人工衛星にかかる衝撃は、次のものがあります。 人工衛星製造施設からロケット打上げ施設までの輸送時の衝撃 ロケットのPOGO(ポゴ)振動※と呼ばれる液体ロケット特有の衝撃 ※振動ですが、数十秒の短時間振…
世間一般の振動試験とロケットの振動は? 世間での振動試験というと、主に自動車と鉄道、包装貨物の試験がJISで規定されているようです。 JIS Z 0232 包装貨物ー振動試験方法 JIS-D-1601 自動車部品振動試験方法(正弦波) JIS E 4031 鉄道車両用品ー振動およ…
人工衛星のシステムインテグレーション 提供:NASA 人工衛星を組み立てた後に、組立後の試験を実施します。 それまでは、人工衛星に搭載する機器の個別の単体の試験を実施しています。 このあたりが人工衛星製造におけるシステムインテグレーションと呼ばれ…
人工衛星の振動・衝撃低減のためのエアサス 提供:NASA 人工衛星を地球上内に輸送することは大いにあります。
国際周波数調整と宇宙物体登録条約 人工衛星を飛ばすときに開発者に関係ある法律は、電波法というか無線通信規則にある国際周波数調整と宇宙物体登録条約です。 電波法は総務省管轄なのですが、宇宙物体登録条約で登録される人工衛星登録簿は文部科学省で作…
通信するには資格が必要 人工衛星は宇宙に浮かんでいるために無線で通信を行う必要があります。 無線通信をするには資格が必要になるんですよね。 普段スマートフォンを使っていると思いもよらないかもしれんせんが、無線を扱う上では無線従事者という資格が…
分離時に関係してくる人工衛星の熱の要素 ロケットから分離した後、人工衛星は宇宙環境にさらされます。宇宙環境といっても色々ありますが、その一つに熱があります。
人工衛星とミサイル(ロケット)の関係 提供:NASA 人工衛星が軌道上まで上がるにロケットが必要です。ロケットは、火薬の代わりに人工衛星を積んだものがロケットです。ミサイルとロケットは外見から見ても判断するには、エンジンとか燃料タンクを見て判断…