NOAA-19を知っているでしょうか
それは人工衛星製造中に発生しました。
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プロジェクト開発において、小さいプロジェクト、大きいプロジェクトそれぞれで開発の管理/マネージメントが違うといわれることがあります。
大型衛星から小型衛星に変わった場合でもそれは変わりません。
大型衛星のマネージメントのまま、小型衛星のマネージメントを行う。
逆に、小型衛星のマネージメントのまま、大型衛星のマネージメントを行う。
おそらくそれぞれ経験者がいたり、舵取りが上手ければ失敗することは少ないかと思います。ただ、1度、大きな不具合が発生した時に煽りは、とても大きなものになるかと思います。
経験者であれば、かつて経験していた方の衛星以上に苦労することでしょう。
本記事では、イベントとなる審査会を減らした方がいいだとか、作成プロダクトを減らした方が良いといったことは述べません。一長一短があるのですから。
その辺りはプロジェクトマネージメントらしく、管理側は柔軟に対応し、審査側も弾性的に受け入れていただければと思います。
それぞれの常識をかざしても、決して前に進まないのですから。どうにか、いいとこ取りができるようにしていただければと思います。
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個人的な大型衛星と小型衛星のイメージとしては次の通りです。
小・中型衛星の機能特化とは、1つあるいは2つのミッションに特化しているというイメージがあります。
それに対して、超小型衛星は、1つあるいは2つのミッションができるというイメージですね。
そして、大型衛星は、複数のミッションができるし、それぞれ高い性能をもつただしミッションによっては小・中型衛星に劣るというイメージです。
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https://images.nasa.gov/details-KSC-20200117-PH-ESA01_0005
システムエンジニアリングの3弾目かな
人工衛星ではインテグレーション試験を実施します。
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https://images.nasa.gov/details-S68-34582
システム設計の役割は大きく2つあります。
ということで、システム設計第2弾です。
mechanical-systems-sharing-ph.hatenablog.com
本記事は下記資料をメインに取りまとめています。
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空気の密度を考えたことがあるでしょうか。
もしかすると高校時代に習っていたり、大学入試で勉強したり、大学で少し詳しく学んでいる人もいるかもしれません。
地球の空気密度は世に出回っているでしょうから、火星の密度を考えていきます。
しかし、小難しい数式は出てきませんので、計算したがりの人はごめんなさい。
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https://images.nasa.gov/details-ED04-0056-065
画像の補正を行うためにリフレクター、あるいは反射板と呼ばれるものを使います。
今回の画像は反射板と呼ばれるものです。
衛星画像の補正には幾何学的キャリブレーションを行う幾何補正(Geometric Correction)と輝度較正(Radiometric Calibration)があります。
輝度較正では取得する画像の色合いを整えるために実施しています。
衛星の画像は地球からの反射や大気を透過して軌道上のカメラへ画像に記録します。細かく言えば、装置に内蔵されている撮像素子(画像素子)に光が集光されることでデジタル信号に変換されます。
撮像素子(画像素子)を通してデジタル信号に変換し記録媒体に記録されるのですが、撮像素子(画像素子)に集まる光が、地球からの放射等を正しく知ることで、素子に集まった光がどのような素性であるか正しく理解することができます。
画像の素性を知ることで、画像の分析と分解が可能になります。
画像の分析と分解を行うことで、撮像素子(画像素子)を通して記録されていた画像の中で必要な対象を抜き出したり、定量化させることが可能になります。
キャリブレーションにより標準となるデータを取得・決定し、標準となるデータを元に色合いや強度を比較したり慣らす(平準化する)ことで、真実の色に近い色に衛星画像を校正することが可能となるのです。
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