組織横断統括部門 機械システム設計推進本部 から
往時宇宙飛翔物体システム機械設計屋の彼是 にしました。
かつて人工衛星の衛星システムで機械設計をしていた人のあれやこれやを記事にしているので、まあこちらの方が分かりやすいだろうと思いまして。
組織横断統括部門 機械システム設計推進本部 から
往時宇宙飛翔物体システム機械設計屋の彼是 にしました。
かつて人工衛星の衛星システムで機械設計をしていた人のあれやこれやを記事にしているので、まあこちらの方が分かりやすいだろうと思いまして。
最近小型衛星という話が出てきていますが、サイズだけではなく質量も小型になっています。
この人工衛星の質量はどこで決まるのでしょうか。
どれもどれも正解ではありますが、最も効力が強いのは仕様書ではないでしょうか。
その次に、製品コンセプトといえます。
まあ、仕様書の中に製品コンセプトが明示されていれば物事はとても分かりやすいのです。
今回は人工衛星の質量の決まり方です。
あくまで決まり方の話ですのでツールの話はありません。
ホワイトボードを使っても
Excelを使っても
PowerPointを使っても
トレードオフマトリクスを使っても
ディメンションツリーを使っても
フローチャートを使っても
なんでも構いません。
手法の一つとして考えていただければと思います。
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金属の安全率の計算はよくありますが、セラミックの安全率は知る人が少ないのではないでしょうか。
セラミックは表面上の傷が多くクラックが発生しており、不確定要因が多いのです。
そもそも不確定要因を補償するために安全率を決定するのですが、セラミックスが破損しないようにどのように設定すればいいのでしょうか。
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https://images.nasa.gov/details-PIA15268
人工衛星の中で最も重要といっても良いスイッチがあります。
それは分離検知スイッチです。
続きを読むhttps://images.nasa.gov/details-s65-30427
この写真は、1965年の船外活動の写真です。
今回の表題であるアンビリカルケーブル(Umbilical cable)ですが、写真に映っている宇宙飛行士のエドワード・ヒギンズ・ホワイト2世(Edward Higgins White, II)のへその近くから出ている金色の線です。
アンビリカルケーブルというと、新世紀エヴァンゲリオンの電源供給ケーブルや、海底ケーブル、命綱のことを指しています。
宇宙関係でいうのであれば、ミサイルやロケットに対しての電源や信号の供給ケーブルに当たります。
これは人工衛星でも同じなんですね。
今回はアンビリカルケーブルの話です。
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https://images.nasa.gov/details-GSFC_20171208_Archive_e001387
今回のこの写真では、人工衛星が回転テーブルの上で1秒に約1回転の速度で回っています。扇風機が1秒間に50か60回転するので、扇風機よりは遅い速度で回転しています。
さて、何を確認している試験なのでしょうか。
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