日本の自然災害発生前後で最新情報を確認できる公的サイト2選
6月になり、台風の季節も近づいてきたので、日本における自然災害発生時に画像を公開しているサイトを紹介します。
むしろ自分用な気もしますが。
防災科研クライシスレスポンスサイト
国立研究開発機構防災科学研究所が運用している情報サイトです。
衛星画像を始め、過去の災害情報もまとまっており、過去情報を含めて収集するときにはとても便利です。
光学画像とレーダ画像があり、民間の情報から国保有の情報収集衛星の情報もあり、正直これより整った国内の災害に特化した情報システムは今のところないですね。
民間の情報システムの中で、特定地域を特化させた高解像度画像であったり、画像分析に力を入れなければ、勝つことは難しいでしょう。
過去、情報収集衛星画像は、グーグルの画像と比較されているときもありましたが、情報の提示が比較にならないほど高頻度であるところがとても良いですね。
“気象”×”水害・土砂災害”情報マルチモニタ
https://www.river.go.jp/portal/#80
国土交通省が川やダムなどの情報をリアルタイムで公開している情報サイトです。
クライシスレスポンスサイトは直前あるいはリアルタイムの情報を公開することは難しいのです。
しかし、こちらのサイトは、現在発生している災害をリアルタイムで確認することができます。
各地の公共施設の情報サイトを見に行かなければならなかったのが、情報がまとめられて探しやすくなっています。
台風被害や降水量など、テレビや防災用ラジオの情報では頭の中を整理できなかったり、実感できないこともあるのですが、映像として目のあたりにすると、より危機感をもって素早い非難行動ができるのではないでしょうか。
おまけ: ハザードマップポータルサイト
リモートセンシング画像というより、地図に各市町村のハザードマップをまとめた情報です。
以前は、各市町村レベルでの役所サイトから表示するしかなかったのですが、ここに集約されました。
居住区を決める際にも便利なサイトになりますね。