日本政府の作成した人工衛星用機器のサイトを知っていますか
各省庁で人工衛星の利用に関するページが存在しています。
今回は経済産業省で実施している宇宙産業のページの中にある「Maketsat.com」を利用して人工衛星を夢想したいと思います。
人工衛星には、目的が必要です。
それをミッションと呼び、ミッションの成功に向けて突き進んでいきます。
人工衛星の主旨とはことなるかもしれませんが、国産の最もまとまっているであろうサイトを使って人工衛星のコンポーネントがそろうのか確認してみたいと思います。
人工衛星に必要な機能を洗い出す
とりあえずJAXAのページを見るとどんな目的で技術が利用され、世の中に役になっているか書かれています。
人工衛星の作り方は、一見しても、二度見してもわかりません。
直観で、「人工衛星 構成」で検索するとどうにか、たどり着きました。
いや、JAXAのTopページからどうここにたどり着けばいいのかわかりません。
さて、人工衛星はミッション機器とバス機器とに分かれます。
ミッション機器は、実験機器や技術機器と書かれているのは、実証機器と呼ばれ、新しい技術を宇宙で実証して今後別の人工衛星に搭載するか、新しい科学データの取得に使われます。
ミッション機器の中には、ミッションのデータ伝送として使われるため通信機もミッション機器に入ります。ただし、人工衛星のプロジェクト内の定義にもよります。
バス機器についてですが、正直、分かり難いので、経済産業省の同じページの中にある「宇宙用部品・コンポーネントに関する総合的な技術戦略 」から情報を引き出してみましょう。
記載されている内容からミッション機器を追加して、以下の8つとしましょう。
- 電源系
- 姿勢制御
- 推進系
- 構造・熱制御
- データ処理
- バス通信
- ミッション通信
- ミッション機器
人工衛星の機器を選択する。
電源
電源、ほしいのはその電源じゃないんだよね。
太陽電池セルで発生させた電力を制御する機器が欲しい。
姿勢制御
磁気センサ、磁気トルカ、GPS受信機
何となく、スタートラッカーや
推進系
・・・ない??
構造・熱制御
スーパーインシュレーション…断熱材ですね。
データ処理
衛星搭載OBC基板
バス通信
Sバンド送受信機
ミッション通信
Xバンド送信機
ミッション機器
・・・ない??
結論、企画倒れでした。
しょうがないので、民生部品データベースを利用しようと思ったけど時間がかかりそうだね。
いや、できると思ったんですけどね。
調べてもいいけど、時間かかるのでここまで。